「営業が存在しない未来=患者が自分でクスリを選べる未来」

11月26日にソサイエティーのイベントが開催されました。

西宮さんによる「営業が存在しない未来=患者が自分でクスリを選べる未来」の発表資料です。

    1. 営業が存在しない未来 = 患者が自分でクスリを選べる未来 2018/11/26 西宮大貴 @hnishim
    2. 自己紹介 製薬企業向けクラウドソフトウェア企業でデータウェアハウス製品事業責任者・ プロダクトマネジャーをしています。 IT データ プロダクト マネジメント ライフ サイエンス・ メディカル
    3. 問題意識 理想 現実 良い製品が勝手に売れる 製薬会社が創薬に注力し営業が不要 宣伝なしでものが売れない MR人件費だけで年間約1兆円 消費者が自分で製品を選択できる 患者が自分で自分にあった薬剤を選択できる 営業の押し売り、広告の影響で決まる選択 医師の言うとおりの処方を受け入れるしかない 日本の年間医療費のうち、薬剤費 10兆円 販管費 3.6兆円 R&D 1.93兆円
    4. MR - 製薬(医薬)業界における営業 最終消費者(患者)ではなく、医師に対して営業(建前上は情報提供)を行う。 他業界での一般的な営業職 MR 主業務は受注獲得 主業務は医薬情報提供であり、受注獲得ではない (ということになっている) 直接受注は行わない(医師による処方) 営業目標を持つ 営業目標を持つ(持たない場合もある) 医薬情報提供(営業) 処方
    5. 薬剤は誰が選ぶべきなのか? 選ぶ人がいるから営業が必要になり、必要悪(営業人件費、接待)が発生する。 医薬情報提供 (営業) 処方 薬剤 選択権
    6. 医薬情報提供 (営業) 処方 薬剤は誰が選ぶべきなのか? 医師ではなく患者が薬剤を選べれば、MR(営業)も不要になるのでは? 薬剤 選択権
    7. 一方患者は? 自分の体調の改善状況に違和感を感じている。しかし、医師の選択に従うしかな いと思っている。 患者が自分で薬剤を選べない(選ぶべきでない)のは、情報が足りないから!患 者自身の情報から自分に合った薬剤がリコメンドされれば、それを使ってみたい となるはず。
    8. 通知で服薬喚起
    9. 服薬と体調の記録
    10. 自他の記録に基づいた薬剤切替提案
    11. 医師との切替相談
    12. 患者が自分で薬剤選択できる情報を 研究開発のためのデータ提供 薬剤切替提案 服薬&体調情報 処方 薬剤切替相談 薬剤 選択権
    13. 求ム! 一緒に作ってくれる人、考えてくれる人がいれば ぜひお声掛けください。 @hnishim
    14. 以下、付録
    15. 進め方 フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 患者への普及 医師への影響 力行使 マネタイズ 患者向け単独アプリとして提供。患者 への利便性訴求で広く浸透させる。 大勢の患者が使用しているという事実 を以って、医師に同アプリをベースと した薬剤切替えをさせる。 大規模治験以上のビッグデータとして 、研究開発用途に製薬会社に提供。
    16. ロードマップ ● 継続のための動機付け ○ 薬剤の基礎情報の配信 ● 患者間のソーシャル機能 ● 医師の評価づけ ○ 患者による、システムによる切替提案に承諾したか?の評価 ● 処方箋発行・調剤業務への連携 ● データソース拡張(後述) ● 副作用情報の取得&共有 ● 公的機関との連携 ○ 医療費抑制のための切替提案 ○ 効果に応じた医療費支給(Value-based payment)
    17. データソースの拡張 薬剤情報(添付文書 etc.) 学術文献 体調 服薬情報 血液検査 遺伝子検査 エクササイズ記録(Apple Watch etc.) デジタルメディスン 外部情報 患者情報
    18. 脂質異常症 ターゲット市場 内的 要因 外的 要因 慢性 急性 関節リウマチ 糖尿病 禁煙 がん 風邪 アトピー ぜんそく 食中毒 精神障害 高血圧 心疾患 脳血管障害 多臓器不全SLE
    19. 究極的な医療従事者の役割 診断 薬剤選択 学術的研究(医学的、薬学的) 患者の身体的・心理的ケア システム 医療従事者 (医師・看護師・薬剤師・コメディカル) 診察、診察結果の記録 検査、検査結果の記録 外科的処置