Amazon Goに行ってみた(2)

Amazon Go でのショッピング体験があまりにも素晴らしいものだったので、その後も色々なアイデアが湧いて来ます。

私の息子はシェフでシアトルでレストランを経営していますが、バーで提供するカツサンドの評判が良いので、カツサンドだけを販売する良い立地はないかと探している所です。もし Amazon Go のテクノロジーがライセンスして「レジなしカツサンド店」を開くことが出来れば、顧客一人あたりの滞在時間を極端に短くすることが出来ます。つまり、場所と食べ物の質さえよければ、小さな店舗で大きな売り上げを上げることが可能になるのです。

つまり、AmazonGo の技術は、単にコンビニをより便利にするだけでなく、「カツサンド屋」のような単品で勝負する小さな店舗のビジネスのスケールを大きく変えてしまうポテンシャルを持っているのです。

さらに思うのは、AmazonGo の究極の形は「通路型店舗」だと思います。うなぎの寝床のような形の店舗で、入り口から入って、一方通行の通路を進みながら欲しいものを手に取り、出口から出るという極端に滞在時間を短くした店舗です。

日本で言えば、オフィス街で弁当を売る方法として最適で、複数の弁当屋が入って一つづつ棚を担当し、裏から弁当をどんどん補給するだけなので、とても効率の良いビジネスが可能になります。

ちなみに、レジなしはレストランでも導入が可能だと思います。私は会社の近所のベトナム料理屋によく行きますが、食べ物(いつも同じ Pho を注文します)が出てくるまで3分、食べるのが10分ぐらいの効率の良い食事が出来るのが素晴らしいのですが、最後の支払いにいつも5分ぐらいかかるのが悩みの種です。

この店が、AmazonGo を採用してくれたら、食べ終わったらただ立ち去れば良いので、それは私にとっては究極の幸せなレストランになります。

ちなみに、Recode によると、Amazon は AmazonGo を他の都市にも展開する計画を立てているそうです(参照:Amazon plans to open as many as six more cashierless Amazon Go stores this year)。特にロサンジェルスでは、Rick Caruso が経営する The Globe というショッピングモールに作るという具体性を持った計画があるそうです。